第10回「小型重機 体験&訓練コース」開催!

2026年9月17日(木)、東京都杉並区のアクションフィールド東京にて、第10回「SCT 小型重機 体験&訓練コース」を実施しました。

当日は雨上がり。8時50分の時点で気温21.8℃、湿度83.2%、WBGT値20.9と湿度の高い朝でしたが、暑さはなく、比較的活動しやすい環境でのスタートとなりました。

今回は3名全員が午前・午後を通して参加。いずれも小型車両系建設機械(整地等)特別教育の修了者で、資格取得後にさらに操作経験を積みたいという方々でした。

参加理由も、「特別教育を修了したが、現場で役立つよう習練したい」「忘れないうちに練習を重ねて身体で操作を覚えたい」「特別教育では実際に操作できた時間が短かったため、もっと練習して操作に慣れたい」と、それぞれ資格取得後の継続的な訓練を目的としたものです。

まずは重機に乗り込む前の安全確認からスタート。機体周囲や足元、作業範囲などを確認した後、走行や旋回、ブーム、アーム、バケットなど作業装置の基本操作を一つずつおさらいしました。

9時39分には気温23.8℃、湿度70.8%、WBGT値23.0。雨は上がっていましたが、前日までの雨の影響が残るフィールドで、それぞれの操作感覚を確認しながら訓練を進めました。

基本操作を確認した後は、フィールド内の土山を利用して斜面への登坂を体験。平坦な場所とは異なる機体の姿勢や見え方を確認しながら、傾斜地で走行する際の注意点や安全確認について実機で確かめました。

さらに土山の上に機体を配置し、実際の土を使った掘削操作にも取り組みました。ブーム、アーム、バケットを連動させながら、機体の姿勢や周囲の状況を確認しつつ土砂を扱う一連の操作を反復しました。

午後13時07分には気温24.8℃、湿度67.4%、WBGT値22.2。大きな気象条件の変化もなく、引き続き屋外での訓練を行いました。

 

後半は、災害時の道路啓開を想定した支障物除去を体験しました。コース上にコンクリート片や丸太などを配置し、道路上に散乱した支障物に見立てて、重機を使って通行できる空間を確保します。

支障物は形状や置かれ方によって、押す、引く、持ち上げるなど対応方法が異なります。どこからアプローチするか、どのようにバケットを当てるか、移動先をどこにするかなど、周囲の安全を確認しながら考え、実際の操作を通じてさまざまな方法を体験していただきました。

終了間近の15時24分には気温25.9℃、湿度60.5%、WBGT値22.7。終日、暑さによる大きな負担のない環境の中で、基本操作から傾斜地での走行、掘削、道路支障物の除去まで取り組むことができました。

小型車両系建設機械の特別教育を修了しても、日常的に重機を扱う環境になければ、資格取得後に実際に操作する機会は限られます。災害時に小型重機を安全に活用するためには、平時から実機に触れ、安全確認や基本操作を繰り返し、さまざまな状況で機体を動かす経験を積んでおくことが重要です。

SCTでは、資格取得後の復習や操作感覚の維持・向上に加え、災害現場を想定した訓練を通じて、小型重機を安全に活用するための経験を積む機会を提供しています。今後も、災害時に重機を活用できる人材の育成につながる体験・訓練を実施していきます。

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